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新形百物語 空手家大百足退治ノ図

「新形百物語 空手家大百足退治ノ図」天明屋尚, 60.5 x 45.5 cm, インクジェットプリント

天明屋尚の「ネオ日本画」が高く評価される理由は、伝統文化を現代的に見立てる独自のセンスと共にその確かな画力にあります。
独学で身につけた日本伝統美術の画法をもとに、現代の画材や素材を用い、たとえば下絵の制作にコンピューターを使ったり、岩絵具のかわりにアクリル絵具、版画特有のグラデーションはエアブラシを使うなど、伝統を今様に描いています。
天明屋尚は、狩野派、琳派、浮世絵など日本の伝統美術を継承しつつ、それらを現代的に翻訳して描いています。
『新形百物語』は、歌川国芳の武者絵や北斎の百物語の浮世絵的表現手法を現代に描いたらどうなるかというシリーズです。
ニューヨーク・ホイットニー美術館でのグループ展をはじめ、これまで海外での発表の機会も多く、その絵がNYタイムズ紙の一面を飾ったことも。
極真空手の大山倍達総帥は、かつて猛牛を素手で倒した伝説を持ち、その著書『地上最強への道 大山カラテもし戦わば』では、虎やヒョウ、ワニとの闘いを想定しその闘いを本気でシュミレーションしています。
天明屋の『新形百物語 空手家大百足退治ノ図』は、まさにその大山総帥の姿に重なります。
天下無双、真の強さを追い求める格闘家、その人知を超える夢に突き進む姿は、どこか滑稽でもあります。
しかしどこか憎めず、その夢を一緒に見てみたいという誘惑にも駆られます。大百足に素手で挑みかかる空手家、滑稽かつ果てしない夢の図に思いっきり誘惑されてみてはいかがでしょう。

作家情報

1966年2月東京生まれ。現代美術家。
日本伝統絵画を現代に転生させる独自の絵画表現「ネオ日本画」を標榜し、権威主義的な美術体制に対して、絵で闘う流派「武闘派」を2000年に旗揚げ。
2010年には、南北朝期の婆娑羅、戦国末期の傾奇者といった、華美(過美)で覇格(破格)な美の系譜を “BASARA” として提唱。
2012年には、美術の制度に一石を投じるべく、コマーシャル・ギャラリーをプロデュースするなど、一貫して反骨精神に根差した活動を続けています。
主な個展に、2009年「風流(ふりゅう)」ミヅマアートギャラリー(東京)、2012年「韻」ミヅマアートギャラリー(東京)。
主なグループ展に、2002年「天明屋尚と暁斎展」(埼玉、河鍋暁斎記念美術館)、2003年「アメリカン・エフェクト:アメリカについてのグローバル的視点 1990-2003」(ニューヨーク、ホイットニー美術館)、2006年「ベルリン - 東京展」(ベルリン、ベルリン新国立美術館)、2010年「第17回シドニー・ビエンナーレ」(オーストラリア、シドニー)、2010年「BASARA展」(東京、スパイラル)を主催・企画・キュレーション、2011年「バイバイキティ!!!天国と地獄の狭間で -日本現代アートの今-」ジャパン・ソサエティ(ニューヨーク,アメリカ)。
主な受賞歴に、1990年「第11回日本グラフィック展」審査員賞受賞、2003年「第6回岡本太郎記念現代芸術大賞展」優秀賞受賞。
その他に、「BURST(コアマガジン)」「SENSE((株式会社センス))」などの雑誌に誌上芸術として連載、「FIFA公式アートポスター Official Art Poster 2006 FIFA World Cup Germany」制作、ドキュメンタリー映画「≒天明屋尚」出演。
パブリック・コレクションに、Chazen Museum of Art(マジソン、アメリカ)、The Museum of Fine Arts(ヒューストン、アメリカ)、高松市美術館(高松)。

作品名 新形百物語 空手家大百足退治ノ図
Title Karate Fight Conquers Big Centipede from New Hundred Ghost Stories Series
作家名 天明屋尚
Artist Hisashi Tenmyouya
作品本体価格 120,000円
額装費 1,560円
消費税 12,156円
合計金額(税込) 133,716円
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作品仕様

制作年
2005年
エディション
ED -/50 
サイン
あり 
技法
インクジェットプリント 
作品本体サイズ(縦×横)
60.5x45.5cm
作品の状態
良好 
額仕様
木地・マット 
額寸(縦×横)
72x56cm
お届け期間
約3週間 
特記事項
※既存額でのお届けとなります。
額装費は黄袋代になります。 
作品ID
29105 

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