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市川詩織

Shiori ICHIKAWA

市川詩織

海外のタブロイド紙に掲載されている風刺画に描かれているような雰囲気をもつ市川詩織のドローイング。

犬などの動物を主役としながらも、そこには人間を対象とした皮肉たっぷりにユーモアを交えた表現がある。

市川詩織に手にかかれば、本来ありえないような世界が、笑いを取り込みながら本当にあったら面白いなと感じてしまう現実を描き出し、心を揺さぶるものがあるのだ。東京藝術大学の油画科という数十倍の狭き門を一発現役合格する実力の持ち主だけに、そのセンスと表現する技術は抜群に高い。特にさらっと描くドローイングについては、訴えたいメッセージとそれをユーモラスに描く対象との差が心地よいくらい心に響くし、それを持ってみたいと思わせるものがある。

市川は2018年に東京藝術大学の大学院を卒業した。この才能は他の作家には到底真似できないものであり、少なくとも1点は絶対に持っておきたい作家であることは間違いない。