JavaScript を有効にしてご利用下さい.
越前の土を使った「千年陶画」シリーズのなかの一作で、鳥の立体です。2016年の「福馬福鳥」展で発表され好評を集めました。窯焼きなど製作工程の長さはお皿などと同じ。福井のアトリエで苦心のすえに作り出された、同じものがふたつとない可愛らしさです。素焼きのプリミティブな肌触りと、ずっしりとした重さ(約150g)が手にした時の愛らしさを醸します。松尾氏の絵の世界とつながる色彩の美しさも魅力的。福井の「福」とともに、手にした人の幸福な日常を願う彼女の気持ちが込められています。
松尾たいこ
Taiko Matsuo
越前焼
Echizenyaki
アーティスト / イラストレーター。広島県呉市生まれ。 第16回ザ・チョイス年度賞鈴木成一賞受賞。これまでに手がけた本の表紙装幀画は300冊以上。江國香織との共著「ふりむく」、角田光代との共著「Presents」、著書に「古事記ゆる神様100図鑑」「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!」など。NHK「トップランナー」「日曜美術館」などに出演。現在、東京・軽井沢・福井の三拠点生活中。