エディション・ワークス" />

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日本の美術館での展示で思い起こされるのは、1993年、世田谷美術館の「パラレル・ヴィジョン」です。この展覧会は、アウトサイダーアートと呼ばれる、精神的に障害を持つ作家などによる作品を集めた、非常に興味深い展覧会でした。バチュラーは表現方法において、この分野と関連があるとも考えられますが、バチュラー自身は心身共に健常者であり、その制作姿勢は、とても冷静、緻密です。「子供の落書きのような」と、評される表現は、今の日本の若い現代美術作家の表現方法へとつながっているようでありながら、その立っている足もとは、ずいぶん遠くにあるように思われます。
エディション・ワークス

YORK HOUSE SUITE I

YORK HOUSE SUITE I
作品本体価格Sellng Price(Artwork)
¥ 75,000
箱代/額装費Framing Price
¥ 14,000
消費税Tax
¥ 8,900
合計金額(税込)Total(include tax)
¥ 97,900

More Details

カラー エッチング、ムーラン・ドゥゲ(紙)

Color etching、 Moulin du gue(paper)

サインSignature
あり Yes
EDITION
ED -/48ED -/48
制作年Year of Creation
1996年
サイズSize
49.5x 38 x3cm
作品の状態Condition
良好
額仕様Frame Specification
白塗り光沢/浮かせ
額寸Frame Size
57.5x 46x 3cm
納品期間Shipping Time
約4週間4-5weeks
特記事項Notices
イメージサイズ:18 x 20.5(cm)
作品IDItem ID
5133

Profile

ボルチモアの美大卒業後、ニューヨークに出てクーパー・ユニオンで学んだバチェラーの作品は、子供が描いた下手くそな絵としか見えない。
それもそのはず実際に子供の絵を模写し、そのスケッチをもとに制作されるのだ。
ほかにもトイレの落書き、精神病患者の絵、古いコミック、中華料理店の紙ナプキンなど、自分では描けそうもない面白い形や、想像もつかないイメージを見つけてきては、スケッチして集めておく。
制作はコレクションしたスケッチの中から、慎重にいくつかを選び出して構成することから始まる。
一見無雑作に描かれたかに思われる画面は、実は念入りなイメージの選定作業とその配置に十分な時間がかけられているのだ。
たまたま出会った人に、何か絵を描いてもらい、それを材料とすることもある。
素朴なコミュニケーションとシンプルなものの持つ美、そしてさまざまな組み合わせ。
彼の作品が評論家たちからトゥオンブリ、ライマン、そしてラウシェンバーグやシュヴィッタースと比較され賞賛される理由はそこにある。

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