レオ・レオニの絵本の代表作『アレクサンダとぜんまいねずみ』の作品。人間に嫌われ追い回されるねずみのアレクサンダと、人間にちやほや可愛がられるおもちゃのぜんまいねずみのウィリー。対照的な2匹は出会ってすぐにうちとける。アレクサンダは友達ができてうれしい反面、ウィリーの幸せな生活が羨ましくてたまらない。
自分もぜんまいねずみだったら…
ある日アレクサンダは願いを叶えてくれる虹色のとかげに出会います。紫の石を見つけてくればひとつだけ願いを叶えてくれる。アレクサンダは必死に石を探すがなかなか見つからない。
そんな中、アレクサンダが見たものはゴミ箱へ捨てられていくウィリーの姿だった。
その瞬間、突如探し続けていた紫の石を見つける。
アレクサンダが虹色のとかげにした願いとは…
ウィリーを、本物のねずみに変えてもらう事。
誰かの事を想った瞬間に見つかった紫の石。そしてその想いを込めて願いを伝える瞬間を描いたワンシーン。心の中に常に忘れずに置いておきたい‘想い’を見せてくれる一枚の絵。リトグラフやエッチングなど古典的版画技法に最新デジタル技術を融合し、コンピュータで画像処理したデータを元に顔料系特殊インクを霧(ミスト)のように吹き付けて印刷することにより、幅広い色調によってレオ・レオニ特有のコラージュを精密に再現。レオ・レオニの遺族による監修のもと、一部分職人の手で一枚一枚丁寧に彩色されている。シートの右下にはレオ・レオニが生前に書いていたサインのエンボスが施されている。レオ・レオニの遺族による直筆サインの入った、作品の品質を保証するCertificate Of Authenticity付。