Profile
1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。
大学在学中にダンボール作品で注目を浴び、国内外で個展・グループ展を多数開催する他、パブリックアート・舞台美術など、多岐にわたる分野で活動中。近年は各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップを多く行っている。
1982年
第3回日本グラフィック展大賞
1983年
第30回ADC賞最高賞
1986年
シドニー・ビエンナーレに出品
1995年
ヴェネチア・ビエンナーレに出品
2005年
水戸芸術館現代美術センター(HIBINO EXPO)
2007年
金沢21世紀美術館(「ホーム→アンド←アウェー」方式)、霧島アートの森(日々の旅に出る。)、熊本市現代美術館(HIGO BY・HIBINO)で個展を開催し好評を博した。
2008年
金沢21世紀美術館で(「ホーム→アンド←アウェー」方式meets NODA[But-a-I])では美術館と劇場を行き来する実験的な試みを仕掛けた。
2009年
東京芸術劇場で[But-a-I]を移設しパフォーマンスのプログラムを展開。
「開国博Y150」(横浜)にて「横浜FUNEプロジェクト」、鹿児島・種子島にて皆既日食に合わせ、「時の芸術祭」を監修。水と土の芸術祭(新潟市)水都大阪2009に参加。
2010年
サッカーW杯の会場・南アフリカへたくさんの人と作り上げたMATCH FLAGを届け、スタジアムでムーブメントを起こした。(財)日本サッカー協会理事就任。
瀬戸内国際芸術祭では、瀬戸内の海底に焦点をあてたプロジェクトを長い期間をかけて展開する予定。3331Arts Chiyodaにて個展「ひとはなぜ絵を描くのか」開催。
2011年
震災後に東日本大震災復興支援活動「HEART MARK VIEWING」を立ち上げ、大きな被害を受けた人びとがものを作る喜びを取り戻すきっかけを作り、人と人を繋ぐことを試みる。
9年目を迎える「明後日朝顔プロジェクト」など、精力的に全国を駆け回っては、受取り手の感受する力に焦点を当て、様々な地域の参加者と共同制作を行いながら社会で芸術が機能する仕組みを創出する。
現在
東京芸術大学先端芸術表現科教授。
作品集・著書に『HIBINO』『HIBINO2』『海の向こうに何がある』『100の指令』『日常非常日(ピジョッピジョッピ)』(朝日出版社)、『えのほん』(三起商行/ミキハウス)、『KATSUHIKO HIBINO』(小学館)、『8万文字の絵 -表現することについて-』(PHP新書)、『HIBINO LINE』(玄光社)、 『ひ ESSEY OF KATSUHIKO HIBINO』(淡交社)など。 近著として『Yesterday Today Tomorrow』(リトルモア)、 『HIBINO EXPO 2005 日比野克彦の一人万博 記録集 』(水戸芸術館現代美術センター)、『FUNE』(西日本新聞社)、 『HIBINO DNA AND・・・「日比野克彦応答せよ!!」』(岐阜県美術館)、 『日比野克彦展「日々の旅に出る。」(鹿児島県霧島アートの森)、『あしたの君へ』(新潟日報)、『日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式 記録集』、『日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式meets NODA[But-a-I]記録集』(金沢21世紀美術館)などがある。