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2005年より制作されている、溶けた実物大のリンゴのシリーズです。現実と虚構が複雑に絡み合う雨宮のインスタレーション作品を凝縮したようなこの立体作品は、無発泡ウレタンによって形作られた表面に、油彩で細かいディテールまでが描かれています。
雨宮庸介
Amemiya Yosuke
FRP、木に油彩
1975年茨城県生まれ。多摩美術大学美術学部油画専攻卒業。現実と虚構とが複雑に絡み合った入れ子状態の映像インスタレーションを中心に発表。主な個展に『THE WORLD』(05年、BOICE PLANNING・神奈川)、『Translator’s High』(06年、Yuka Sasahara Gallery・東京)、『ムチウチニューロン』 (08年、トーキョーワンダーサイト渋谷・東京)など。ほかに『われらの時代』(05年、水戸芸術館現代美術センター・茨城)、『Akasaka Art Flower 2008』(08年、旧料亭 島崎・東京)、『府中ビエンナーレ』(08年、府中市美術館・東京)『TWIST and SHOUT』(09年、バンコク芸術文化センター・タイ)など多数のグループ展に参加。またパフォーマンスなどもおこなう。