昨年資生堂ギャラリーで開催された“ ECHOES INFINITY ”展で発表されたインスタレーション作品の一部です。東京画廊にて “ Crystallization ”とうタイトルの展覧会と同時期に発表。
床一面に敷き詰められた白いフェルトの上に岩絵の具で色鮮やかな花模様を表現。
その花模様は来場者に踏みしだかれ、色彩は薄れ、日々フェルトに定着していく。
薄れてはまた岩絵の具を足し、それは何度も蘇り、花の美しさは永遠に続く。
何度も再生する生命、そして永遠に生き続ける生命。
こちらは、来場者によって踏みしだかれた花模様がフェルト定着したバージョンです。
「ECHOES-INFINITI」(xA10),(xB8),(xE10)バージョンとご一緒に移りゆく時間をお楽しみいただいてはいかがでしょうか。
大巻伸嗣個展「ECHOES - INFINITY -」
2005年8月23日~9月25日
会場:資生堂ギャラリー