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宇野亜喜良

Aquirax Uno

宇野亜喜良

昭和の日本を代表する挿絵画家、グラフィックデザイナーの一人。
50年代から鬼才のイラストレーターとして活躍し、寺山修司の舞台、宣伝美術を手がけ一躍時代の寵児となった。

緻密な線画によるイラストレーションは、ファンタジーでありながらちょっと毒のある耽美な世界観が特徴だ。
とりわけ、その代名詞とも言える女性像は、どこか妖艶で神秘的なムードを醸し出し、見る者を惹きつけて止まない。近年では、椎名林檎のCDジャケットや伊勢丹新宿店のビジュアルを手がけるなど、80歳超えた現在も第一線で活躍し続けている。

長年のファンや若者層からの支持も厚く、美術ファンに限らず、国民的人気を誇るアーティストである。