オノ・ヨーコ

Yoko Ono

1950年代、ニューヨークの前衛芸術の中心的な存在として活動を開始。
政治や社会の矛盾に対し、美術、音楽、映像、詩、パフォーマンスといった様々な表現方法で切り込む。

観客が参加協力することで完成するパフォーマンス作品など斬新な表現方法を開拓し、コンセプチュアル・アートの先駆者として現代においても最も影響力を持つアーティストの一人である。

2001年に美術業界で最も栄誉ある賞の一つとされているアメリカ美術批評家国際協会のニューヨークにおける最優秀美術館展賞を受賞、2009年には、ヴェネチア・ビエンナーレで金獅子賞生涯業績部門を受賞した。

日本ではジョン・レノンの妻としても有名だが、国際的なアートシーンでも高く評価されており、近年では、ニューヨーク近代美術館や東京都現代美術館での大規模な個展が話題となった。

2012年にクリスティーズニューヨークでチェスの立体作品が500万円近くで落札されるなど、マーケットでも安定した人気を誇る。
エディション作品やドローイングならば、50万円以内で購入できる作品もあり、歴史的に重要なアーティストだけに持っておきたいコレクションの一つだ。

1933, born in Tokyo, Japan