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土佐尚子

Naoko Tosa

土佐尚子

芸術家、京都大学特定教授
感情・意識・物語・民族性といった人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきた文化を、デジタル映像で表現し、心で感じる「カルチュラル・コンピューティング」を提唱し、作品制作・研究を行う。
主な作品にニューヨーク近代美術館コレクションの『An Expression』1993年のArs Electoronicaで招待展示したAIで感情認識する『ニューロベイビー』、2012年韓国麗水万博では、コミッションワークとして、「アジアの四神」の龍をメインストリートに張り巡らされた350mx30m幅のLEDスクリーンに龍を泳がせて、話題になった。京都五山建仁寺に奉納した『静寂』『雲の上の山水』、MIT Center for Visual StudiesのFellow時代に制作した『ZEN Computer』、ハイスピードカメラを使った『Space Flower』『Genesis』がある。2016年度文化庁文化交流使として指名を受け8カ国10都市を表敬訪問し、NY Times Squareのビルボード60台以上を使って毎夜『Sound of Ikebana』を1ヵ月間上映するなど国際的に活躍している。