Gallery TAGBOATが自信をもってお薦めする新進気鋭の作家、大槻透(おおつきとおる)の初のエディション作品をご紹介します。大槻透が描く作品は、極限まで象徴化された目にも華やかな女性像。ファッション雑誌を彩る数々の女性にインスパイアされ、金箔やラインストーンなどの装飾的な技法を用い、女性の多様な美しさを描いていきます。
今回ご紹介する作品は、大槻透初のエディション作品となる春夏秋冬シリーズからの第一弾となります。日本の春といえば桜。桜といえばお花見。手に団子を持った優美な見返り美人の名は見返り美人の名は「お花見の女神」。
作品下部に描かれた背景に目を移すと、作家が学生時代を過ごした上野・不忍池の風景が広がります。