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少女たちをメインモチーフにしながら、私たちの日常と空想の行間に横たわっている微妙な情感を丁寧な筆使いで描き続けている、菅野麻衣子氏。絵の人物たちは子どものような身体バランスを持ちますが、それらは菅野氏自身の分身のようであり、老若男女問わず共感できる一人芝居を演じて魅了するように見るものの心へ入り込んでいきます。絵のシーンの前後に長い物語性が感じられ、深読みしたくなるディテールが満載。アクリル絵具によるオーソドックスで鮮烈な塗りと、見るものをワクワクさせるカラー設計、そして着想豊かな構図の掛け合わせにより比類のない世界観を構築しています。
本作は、個展「ハーフの会」(2019年、仙台市・晩翠画廊)にて展示され、好評を博しました。

新しい帰り道

untitled

Maiko Kanno

SOLD OUT

More Details

水彩紙にアクリル絵具

acrylic on paper

サインSignature
あり Yes
EDITION
オリジナルunique piece
制作年Year of Creation
2018年
サイズSize
31.8x 41 cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
なしnothing
額寸Frame Size
x x cm
納品期間Shipping Time
約3週間3-4weeks
特記事項Notices
※木製パネル貼り(そのまま掛けてお楽しみいただけます)
作品IDItem ID
56561

Profile

1983年、宮城県生まれ。2006年、東北生活文化大学生活美術学科を修了。以後、精力的に作品制作と国内外での展示活動を展開中。ロックバンド「Brian the Sun」のCDジャケットや仙台市交通局のICカード乗車券「イクスカ」の券面デザインでも知られる。近年の個展に「SATURDAYS」(2022年、恵比寿・AL)、「ココ△」(2022年、仙台市・中本誠司現代美術館)など。2018年、佐々木喜善賞(遠野文化奨励賞)を受賞。現在、遠野市在住。

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